デザインノート67号は「色と模様と和のデザイン」の特集です。
2016/06/14【News1】
特集:色と模様と和のデザイン
進化する伝統のメイドインジャパンを考える。
「和のデザイン」というのは、曖昧な言葉だ。
今回の特集に登場していただいた五代 田畑喜八氏によれば「日本的なものも、諸外国から学びながら形づくられたもの」で
日本の風土である春夏秋冬や山紫水明により培われた日本人の感性や生活様式に合うものだけが
取捨選択され生き残ったと語ってくれた。
我々がイメージしている「和のデザイン」は実は、もっと進化しているのでないかという仮説が浮かんだ。
近代においても、欧米のデザインに憧れてそれを積極的に取り入れ模倣する時代も続いた。
21世紀になって社会のいたるところに欧米のデザインが行きわたってしまうと鮮度も輝きも失速しているように感じている。
原点回帰かもしれないが自分たちのアイデンティティーやルーツを探すように「和のデザイン」に新鮮な驚きを発見している。
今回の特集は、日本の伝統美や様式美を保守するだけではなく新しい感覚でブラッシュアップし一歩先に進めた
「和のデザイン」を多角的に取材し、掘り下げてみた。
CONTENTS
五代 田畑喜八
中川正七商店
SOU・SOU
かまわぬ
京源
田辺三千代
森のおはぎ
日本の伝統模様
水野学
PICK UP WORKS
池田泰幸
佐藤可士和×猪子寿之
田所貴司×Microsoft Surface Book
工藤強勝
永井一史×田所貴司
ほか
進化する伝統のメイドインジャパンを考える。
「和のデザイン」というのは、曖昧な言葉だ。
今回の特集に登場していただいた五代 田畑喜八氏によれば「日本的なものも、諸外国から学びながら形づくられたもの」で
日本の風土である春夏秋冬や山紫水明により培われた日本人の感性や生活様式に合うものだけが
取捨選択され生き残ったと語ってくれた。
我々がイメージしている「和のデザイン」は実は、もっと進化しているのでないかという仮説が浮かんだ。
近代においても、欧米のデザインに憧れてそれを積極的に取り入れ模倣する時代も続いた。
21世紀になって社会のいたるところに欧米のデザインが行きわたってしまうと鮮度も輝きも失速しているように感じている。
原点回帰かもしれないが自分たちのアイデンティティーやルーツを探すように「和のデザイン」に新鮮な驚きを発見している。
今回の特集は、日本の伝統美や様式美を保守するだけではなく新しい感覚でブラッシュアップし一歩先に進めた
「和のデザイン」を多角的に取材し、掘り下げてみた。
CONTENTS
五代 田畑喜八
中川正七商店
SOU・SOU
かまわぬ
京源
田辺三千代
森のおはぎ
日本の伝統模様
水野学
PICK UP WORKS
池田泰幸
佐藤可士和×猪子寿之
田所貴司×Microsoft Surface Book
工藤強勝
永井一史×田所貴司
ほか