Creator's Value クリエイターズ・バリュー

SEIBUNDO SHINKOSYA PRESENTS

イラストノート41号発売中!

2017/02/03【News1】

イラストノート41号表紙

特集:「美しい背景画の世界」

アニメーションやゲームのクリエイティブの要素にはキャラクター、シナリオ、音楽、美術、背景などが考えられる。
どれをとっても重要なのだが、物語の世界観を構成するために大きな役割を担っているのが「背景」だ。
日常の自然や街並みをはじめ、ファンタジックな世界まで、描き出された背景の中で、主人公たちがいきいきと動き出す。
今回のイラストノートでは、アニメーションやゲームの背景画に着目し、
最前線で活躍しているクリエーターの方々を取材することでその緻密で豊かな表現の世界を紹介する。

Contents
草薙
『ファイナルファンタジー(以下FF)』などのゲームやテレ ビアニメ、映画などアニメーションの背景美術を広く手掛ける草薙。
昨年6月にはモバイルゲーム制作会社Cygamesと提携、新たなスタートを切ることとなった。
「今までの仕事は もちろん、新たにできることも増えた」という制作の今とこれからを聞いた。

山本二三
『未来少年コナン』『天空の城ラピュタ』『もののけ姫』――多くの人の心に深く 刻まれた物語を取り巻く舞台は、
山本二三らが握る筆から生まれた。
磨き抜かれた技術を駆使して描かれる、圧巻の背景。
山本が、そこに込める思いとは。

『ひるね姫 ~知らないワタシの物語~』
神山健治
『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX 』『精霊の守り人』『東のエデン』と いったSFアクションやハイファンタジーな世界観の作品を
世に送り出してきた神山健治監督。
3月に公開を控える最新作からは「新たなる挑戦」が見えた。

『人喰いの大鷲トリコ』
上田文人
いつの時代か、どこの国かも分からない。
ゲームの舞台として描かれたその世界は、ただひたすらに美しく、観る者の胸を打つ。
ゲーム表現における「背景画」とはすなわち、そのゲームの「世界観」だ。
モニターの向こうにあるのは、手触りまで感じられそうなほどリアルに表現された、もう一つの別世界。
昨年末発売されたばかりの話題作の、圧倒的な表現力に迫る。
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